ドラム上達の最短ルートは「基礎」にある——先人の型を習得してから個性を出せ
ドラムが上手くなるには、初期の段階で基礎をしっかり固めることが最も効率的。独学でプロになる人も稀にいるが、まず先人の築いた型を身につけ、その後に個性を加えていくのが王道。
「基礎が大事」は本当だった
ドラムを教えていると、よく聞かれます。「独学でもプロになれますか?」
なれる人は、います。ただし稀です。
圧倒的多数の上手いドラマーは、基礎をしっかり固めた上で個性を加えている。この順番が逆になると、後から修正するのに何倍もの時間がかかります。
「先人の型」が存在する理由
何百年もかけて積み上げられたドラム奏法には、理由があります。
- グリップの形——力を無駄なく伝えるための最適解
- ストロークの軌道——リバウンドを最大限に活かす動き
- フォームの基本——長時間演奏しても疲れない身体の使い方
これらはすべて「試行錯誤の末に残った正解」です。最初からここを飛ばしてしまうと、変な癖がついて後から直すのが大変になる。
質より量のフェーズがある
ドラムを始めたての頃は、やればやるだけ上手くなれる期間があります。
身体を壊さないことと、フォームがある程度固まっていることを前提として、この時期はとにかく数をこなすことが重要です。難しいことを考えすぎず、まず手と足を動かす。
「どうやってもできなかったフレーズが、何もしていなかった1週間後に急にできる」という現象も起きます。身体が覚えられる範囲と脳が理解できる量には時間的な差異があるからだと思っています。練習を継続することの大切さを実感する瞬間です。
個性は「型」の上に乗せる
基礎が身についてから、初めて個性が活きてきます。
型をしっかり習得した上で「自分はあえてここを崩す」という判断ができるのが本当の個性。型を知らないまま崩すのは、ただのミスです。
まず基礎。次に個性。この順番を守るだけで、上達スピードは大きく変わります。
基礎からしっかり学びたいなら音楽教室も選択肢に
独学でも上達できますが、最短ルートで基礎を身につけるには講師に習うのが確実です。マンツーマンで丁寧に教えてもらえる音楽教室も検討してみてください。
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この記事を書いた人
まさ
ドラムメーカーのマーケティングマネージャー。元V系インディーズバンドのドラマー&ドラム講師。 中小企業診断士として、ビジネスと音楽の両面からドラム・機材情報を発信しています。